レンタルしたカブで北海道単独ツーリングへ

お盆休み中は、暑い大阪からピーチ航空で一気に北海道へ飛び、そしてレンタルしたカブ110ccに乗って一人旅へ。

エサヌカ線
オトンルイ風力発電所
サロベツ原野
宗谷岬
白い道

旅程は5日間。
道北と道東のバイクで走ってみたかったポイントを巡る旅。
宿泊は、稚内はペンション、北見と釧路はホテル、美瑛はコンドミニアムで。
ホントはキャンプツーリングがしたかったが、荷物が巨大になるので飛行機&レンタルバイクツアーではちと厳しい。
ま、でもその分、ゆっくり休めた。

それにしても北海道は広い。
だいたい1日に400kmくらい走った。
ペースの速い車が多く、随時左に寄って追い抜いてもらいながらの走行。
でも車が非常に少ないので、60km/h程度で淡々と走るのが、本当に気持ち良い。カブ最高です。

美幌峠からの屈斜路湖
野付半島
野付半島ネイチャーセンター
新酪農村展望台
展望台からの眺め
霧多布岬

天候にはとても恵まれた。
予報ではソコソコ降られるかと覚悟していたが、結局カッパを着て走ったのは、4日目の三国峠から美瑛までの3時間程度のみ。
気温はだいたい20度からせいぜい30度くらい。バイクには最高の気候。
服装は長袖シャツとオールシーズンウェアのみで、とても快適に風を感じれた。

釧路湿原
道道1093号線(鶴見峠)
オンネトー
ナイタイ高原牧場
タウシュベツ橋梁

北海道はどこを走っても絵になる景色が多い。
「ヒョエー」と思わず声を上げてしまうような雄大な田舎道が、普通にあちこちに存在する。
ま、でも留萌から稚内へ抜けるオロロンライン、地平線に向かって走るエサヌカ線、そしてまるで地の果てに来たような野付半島あたりの道は、やはりどれも「ああ、スゴイなー」と今も印象深く残っている。

ちなみに釧路湿原からオンネトーへ向かう際に、ナビタイムが案内したコースが道道1093号線というダート道が10km以上続くなかなかの酷道でした。
もちろんカブはノーマルタイヤでしたが、ゆっくり走れば全然問題ない程度。
ま、熊が出そうな北海道の奥地を行くダート峠越えは、なかなかスリリングで楽しかった。

ジェットコースターの路
陽炎を撮ってみた
国道沿いに・・
普通にタンチョウヅルがいた
5日間楽しませてくれたカブ号

ちなみに5日間で走った距離は1907km。
給油量は合わせて28.12リットルでしたので、平均燃費は67.8km/l。
こんだけ走って燃料代は5000円もいかなかった。

今回借りたカブは、走行5000km程度で、エンジンもギアもとてもスムーズで絶好調であった。
ハンターカブとの一番の違いはブレーキ。効かないことはないが、かなりしっかり握って踏まないとダメ。
ハンドリングは非常に素直。結構思ったとおりに曲がれる。
ま、でもそんなタイトな山道は今回のコースにはほとんどなかった。ただただ真っすぐ走るだけという感じ。
そんな道を、60~70km/h程度で淡々と走るのが、ホントに気持ち良い。

北海道を走るうえで気を付けないといけないのは、給油タイミング。
今回もオロロンラインの後半で、ガソリンスタンドが全くなく、稚内まで持つかどうか、少し焦ってしまった。
カブの燃料計の針が赤いところまでいったが、給油したら3リットル弱しか入らなかったので、まだ1リットルは残ってたことになる。
ま、北海道では、とにかくこまめに給油することが大事である。

あと面白いのは、対向するバイクとのヤエー(挨拶)率が非常に高いこと。
特に道北では、ほぼ100%で挨拶を交わす。カブであることなんて全然関係ない感じ。
手を上げたり振ったり敬礼したり、それぞれ個性もあって面白い。

紋別漁師食堂」の三色丼
らー麺たら福」のこがしネギ味噌らー麺

北海道は食事も楽しめる。
海鮮丼とラーメンが旨かった。
でも夜はホテルで、缶チューハイとセイコーマートで買ったおつまみ程度で済ますことの方が多かった。ホテルでの一人飲みもいと楽し。

次は道南か。
いや道北や道東でも、まだまだ行ってみたいところがたくさんある。
ま、また機会があればぜひ行きたい。
夏の北海道単独カブツーリング、最高です。

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レンタルしたカブで北海道単独ツーリングへ への5件のフィードバック

  1. arthur のコメント:

    oh、アメージング!
    北海道をカブで2000キロ、一人旅が最高。五十路の青春真っ只中!
    鈴鹿も頑張ってください。
    楽しく拝見しています。

  2. arthur のコメント:

    oh、アメージング!
    北海道をカブで2000キロ、また一人旅がいい。五十路の青春真っ只中!

    元気にご活躍のご様子、楽しく拝見しております。
    鈴鹿‍♀️も頑張ってください。

    • vanboo のコメント:

      あら、先生。
      こんなところにコメントがあるのを、今気づきました。
      申し訳ございません。

      やっとS660号後継車を載せました。
      楽しみはこれからでございます。

      • arthur のコメント:

        火の鳥をバックに颯爽と登場!
        ジョイン4WD、いいですねー。
        ソロ卒業で、ゆったりとペアキャンプを楽しんでください。

        • vanboo のコメント:

          まさに「オッサンの隠れ家」的に使えるところが楽しそうなんですよね。
          いや、もちろんペアでも楽しみますが。

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