父の葬式

85歳。

その前の週には教室で稽古をし、その数日前にはたくさんのお弟子さんたちと展覧会作品の選別会をやっていた。
それが今月3日。朝から少し体調が悪いと自宅の寝室で休んでいたところ、母がふと様子を見に行った時にはもう息を引き取っていたらしい。本当にただ普通に眠っているような安らかな最期だったとのこと。

まさに書道一筋の人生。
しかし私にとっては、いつも明るく、話題が豊富で、よく働き、そしてよく遊ぶ父親でもあった。
小さいころからよく家族旅行に行っていた。国内はもとより海外も。本当にたくさんの思い出を残してもらった。

あまりに突然で、もっと長生きしてほしかったという思いもあるが、好きな書道の道を心行くまで楽しみ、そしてこうして多くの方々に愛され、幸せな人生だったと思う。

親父。ありがとう。

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