建国記念の日は朝からフリーでしたので、朝からまずクロスカブ号で和歌山の紀ノ川河川敷へ。
南海電鉄の期間限定車両「HYDEサザン」号とクロスカブ号を撮ろうとしたものの、何とHYDE仕様は和歌山向きの前半分だけで、大阪方向は普通のサザン号だったという痛恨のミス…。
ま、また次来れば良い。次回は反対側の河川敷にしよう。と、お昼前に一旦帰宅。
で、気温も上がってきたので、久々にグラベルロードで近所の散策へ。
やはりクロスカブ号と比べると圧倒的にスピードが遅い。
特に上り。いや足の劣化の問題も大いにある。地面が止まって見えます。(^^)
その代わり遠くの小鳥のさえずりや梅の花のほのかな香りまでも感じることができる。
バイクの場合は、速度が速くフルフェイスヘルメットを装着した上にエンジン音もあるので、なかなかそこまで感じることができない。S660号でオープンにした時の方がまだマシである。
ただしロードバイクの場合、交通量の多い車道が非常に走りにくい。
右脇を車や時には大きなトラックが次々に通り抜ける恐怖は半端ない。
特に片側一車線で路肩が狭い道が最悪。
そんな道はできるだけ避けて走るようにしてますが、だいたい日本の車道はロードバイクが走るようには設計されていない。
大抵は歩道と車道との境目にある白線付近を走ります。あまり歩道側に寄るとゴミや砂、落葉などが多くて危ないし、車道側に膨らむと車に接触しそうになる。基本は境目50cmくらいをトレースする感じ。
しっかりした歩道のある交通量の多い片側一車線道路となると、その幅は更に狭まり、幅10cmくらいしか使えないような道路もある。そしてそこに縦溝の排水口が現れたりすると、もはや曲芸となる。
その点バイクはとっても楽だ。
原付二種でも車の流れに乗りながら堂々と車道の真ん中を走れる。
車道なら最低3mくらいの道路幅がある。50cmとは全然違う。
ちなみに転倒した際のダメージは、速度が同じなら圧倒的にロードバイクの方が大きい。
自転車の場合、保護具と言えば小さなヘルメットと小さなグローブくらいなので、低スピードでも転倒するとかなりのダメージを負う。そして結構簡単に骨折する。ロードバイクで鎖骨などを折った方は数えきれないくらい知っている。
その点バイクは保護具が充実しています。
ちなみにオラがクロスカブ号に乗る際には、フルフェイスヘルメットと胸部、肩、肘、膝のプロテクター入りのウェア、そしてエアバッグプロテクター「hit-air」まで装着してます。
たぶん転倒しても路面を転がる程度であれば、ほぼ無傷で済むケースも多いでしょう。
ま、その分、風を全身で受ける感覚はロードバイクに比べると乏しい。
季節で考えると、真夏はメッシュジャケットが着れて速度の高いバイクの方がかなりマシ。ロードバイクは暑すぎる。下手すると熱中症になってしまう。
逆に真冬は身体を動かすロードバイクの方がかなりマシ。冬用ウェアを着てペダルを回せば自然と身体は暖まります。山から下るときだけウインドブレーカーが必要なくらい。
バイクはひたすら寒さに耐える感じ。電熱ウェアや電熱グローブなどもありますが、費用がかかるし電源コードやモバイル電源だらけになってしまいます。
健康面では圧倒的にロードバイクでしょう。
一日に何時間も有酸素運動ができるという面ではダイエット効果抜群です。
自転車に乗ると足が太くなるのでは?と懸念される方も多いのですが、そんなのは競輪選手など特殊なトレーニングをした方だけ。ほとんどの方は痩身なマラソン型になります。
その点バイクは、やや不健康的なイメージが漂います。かなりぽっちゃり体型のライダーも多いですし、喫煙率も高めです。
また世間一般的にもライダーというのはややアウトローな印象を抱かれます。
ま、車に乗っていても、隙間を縫うように走ったり、無理な追い越しをするライダーというのをよく見かけます。
またロードバイクでも酷い走りをされる方は結構多い。
大阪の街中では信号無視なんて日常茶飯事ですし、車道を横に並んで走ったり、20台くらい連なって走るグループも見かけたりします。(どないして抜けっちゅうねん…)
ま、とにかくどちらも安全に楽しみたい。
バイクとロードバイク、共通するのは二輪車というところ。
あとは自分で漕いで走るか、エンジンで走るか。
ちなみにオラがロードバイクで一番心地良いと思う瞬間は、細い山道を緩く上っている時です。そしてクロスカブ号で林道をトトト…と、ゆっくり走ってる瞬間も同じような心地良さを感じます。
さ、次の休日はどっちを楽しむか・・。
私はテント派なので車中泊未経験なのですがBD-1なら折り畳むとコンパクトになるの…