真冬の北海道フォトトレッキングツアー in 美瑛

先週末は奥様と二人で真冬の北海道へ行ってまいりました。

行き先は美瑛という北海道の真ん中あたりにある小さな町。
そこで「美瑛・白金ネイチャークラブ」の撮影ガイドツアーに参加して、真冬のお勧め撮影スポットを案内してもらいながら、スノーシューを履いてのトレッキングも楽しんできました。

木が二本 (Canon EOS6D + TAMRON SP AF 28-75mm F2.8 XR)

地平線?雪平線? (Canon EOS6D + TAMRON SP AF 28-75mm F2.8 XR)

スノーシューツアー (Canon EOS6D + TAMRON SP AF 28-75mm F2.8 XR)

スノーシューはいつかやってみたいと思っていたこと。
誰もいない新雪の上をトコトコと歩くのは想像以上に気持ち良かった。
とにかく気軽に入れようなところに手軽に入れるところが凄い。
またスキーのようにそれほど技術がいる訳ではないので、ビビリ気味だった奥様も結構お気に入りのようでした。

ガイドの小倉さんの車に乗ってその時の天候や光に合わせてお薦めの撮影ポイントへと次々に案内してくれます。
全然見たこともないような穴場スポットもあれば、観光客がたくさんいる人気スポットにもドンドン連れてってくれます。

マイルドセブンの丘 (Canon EOS6D + TAMRON SP AF 28-75mm F2.8 XR)

セブンスターの丘 (Canon EOS6D + TAMRON SP AF 28-75mm F2.8 XR)

親子の木 (Canon EOS 6D + TAMRON AF 70-300mm F4-5.6 A17)

マイルドセブンの丘 vol.1 (Canon EOS6D + TAMRON SP AF 28-75mm F2.8 XR)

「マイルドセブンの丘」とか「セブンスターの丘」というのは、それぞれ以前にタバコのCMやポスターに使われた風景ということでそんな名前がつけられているらしい。ちなみにマイルドセブンの丘は新旧バージョンで二カ所のスポットがあります。
まあしかしどのポイントも絵になるところばかり。ただしさすがに人気スポットでは観光客の数も半端ありません。

マイルドセブンの丘 vol.2 (Canon EOS6D + TAMRON SP AF 28-75mm F2.8 XR)

ちなみにこの日は前日に雪が結構降ったおかげで、どのスポットもキレイな新雪状態になってました。
そのほとんどが私有地ですので、勝手に立ち入ることができないよう進入禁止の看板やラインがあるのですが、そんなことを無視して立ち入るカメラマンが後を絶たないとのこと。
美瑛の超有名な撮影スポットであった「哲学の木」も、そういったこともあって最近ついにその木を伐採してしまったらしい。

あちこち回ってお昼過ぎに美瑛の街中にあるカフェ「おきらく亭」でランチ休憩。
小倉さんお薦めのポトフは、とてもしっかりした味付けでボリュームもたっぷり。

お昼は美味しいポトフを (OLYMPUS TG-3)

そしてランチの後は本日2回目のスノーシューツアーへ。
より標高の高い山奥に入っての本格的な雪山ツアーとのことで、午前中には使わなかったストックも用意されました。

場所は十勝岳温泉近くの山で、標高は1500m以上あるらしい。
それにしても天候の移り変わりが激しい。
まさに猛吹雪。気温はマイナス10度程度か。いやもうほとんど「ああ八甲田山」の世界である。

いざ山へ (Canon EOS6D + TAMRON SP AF 28-75mm F2.8 XR)

真っ白な世界 (OLYMPUS TG-3)

何とテントがあります (Canon EOS6D + TAMRON SP AF 28-75mm F2.8 XR)

いやいやコレは楽しいの顔 (OLYMPUS TG-3)

小倉ガイドも霞んでます (Canon EOS6D + TAMRON SP AF 28-75mm F2.8 XR)

無事生還 (Canon EOS6D + TAMRON SP AF 28-75mm F2.8 XR)

いやいやコレはなかなか強烈でした。
でも結構面白かった。何かこう「超体験アクティビティ」て感じ。
時間的にはほんの30分くらいだったか。
それにしても絶妙なタイムプラン。これよりも少ないと物足りないし、逆にこれ以上伸びると辛さの方が勝ってきそうです。

その後山を下りて、これまた美瑛の超定番撮影スポットに立ち寄ります。

クリスマスツリーの木 (Canon EOS6D + TAMRON SP AF 28-75mm F2.8 XR)

いやいや、この絵はたまりませんね。
静かな雪原に立つ一本の木。凛とした佇まい。
何かこう侘しさまで感じられます。
まるでモノクロームのような光加減。空との境目の色が本当に美しい。
まあ、もしこの写真を会社のPCの壁紙にすると、ポーっとなって仕事が進まないこと間違いなしです。^^;

そして最後に白金温泉近くにある超有名スポット「青い池」へ。

青い池 (Canon EOS6D + TAMRON SP AF 28-75mm F2.8 XR)

池はバリバリに凍っていて雪に覆われていますので、昼間は完全に「白い池」になっているのですが、夜はこうしてライトアップされていますので「青い池」になります。笑

この青い池自体は実は砂防ダムによってせき止められた云わば人工池です。
それを人工的にカラフルなライトで照らした完全な作り物の写真ですが、まあコレはコレで結構雰囲気があります。(会社の女子にもこの写真が一番ウケてたような・・^^;)
ちなみに小倉さん曰く「年々立木が少なくなっている」とのことですので、こんな景色が見られるのも今のうちかもしれません。

てことで、これにてフォトトレッキングツアーは終了です。
朝9時から18時過ぎまで、丸一日たっぷり楽しませていただきました。
一人15000円とちょっと値は張りますが、とても効率良く多くの撮影スポットを色々とガイドしていただきながら案内していただけますし、ウェアやスノーシューのレンタルもできて、ホテルへの送迎もあって、移動も車に乗っているだけで楽々と、特に初めて美瑛で写真撮影する方にはかなりおススメだと思います。

もちろん本当はそれぞれの撮影スポットで星空を撮影したかったのですが、残念ながら星はほとんど見えず。
唯一、トレッキングツアーに行く日の朝に露天風呂に入っているときにちょっとだけ見えましたので、慌てて着替えてホテルの外に出て撮影しましたが、あっという間に夜が明けてきてしまいました。

白金温泉の夜明け (Canon EOS6D + SIGMA 15mm F2.8 EX FISHEYE)

ま、これだけは天候次第ですので仕方ありません。
ちなみに小倉さん曰く「この美瑛での冬の星空はちょっと厳しい」とのこと。
基本的に冬は晴れる日が少ないらしく、太平洋側の帯広や釧路あたりの方が遥かに晴れる日が多いらしい。(そうだったのか・・)

う~ん、次回はそっちかな?^^

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