橋杭岩と夏の天の川そしてダルマ朝日

先週末のこと。
ふとGPV気象予報を確認すると、近畿地方全域が金曜日の晩から土曜日の朝にかけて雲一つない快晴状態となっていることに気付きました。(おっ!)

幸いにも翌土曜日はお休みです。
てことで、「さて、何を撮りに行こうか?」と、色々と調べながら考えることにします。

「月没時刻は午前2時、かなり遅めだな・・・」
「だけど逆に天の川が撮れるぞ・・・」
「あ、そうだ、又兵衛桜は?  う~ん、もう散り始めてるのか・・・」
「大台ケ原は? いや、いくらなんでもまだ寒すぎるな・・・」
「棚田は? まだ水が入ってない・・・」
「そう言えば橋杭岩はどうだろう?」
「えっと、串本の満潮時刻は午前2時29分か・・・うん、バッチリやがな・・・」

などとブツブツ考えた結果、以前から自分の中で「いつか撮りたいものシリーズ」に入っていた「橋杭岩と天の川」が撮れるチャンスであることに気付いた次第です。

和歌山県南端の串本にある「橋杭岩」は、いくつもの奇怪な岩が海から突き出るように並ぶ超有名な観光スポットです。
しかしココは国道沿いの道の駅の駐車場から見えるようになっているので街灯や車の往来も多く、特に夏場は天の川が夜の早い(まだ車の出入りが多い)時間帯に南天に上がってしまうので、それを上手く撮影するのはかなり厳しい撮影環境となってしまいます。
でもこの日の月没時刻は午前2時、そして満潮時刻も午前2時半ごろとまさに真夜中。
さすがにこの時間となると、国道の車の往来や駐車場を出入りする車もほとんどないはず。(チャンスでし・・・)

てことで、大阪を20時前に出発。
そして串本の道の駅「くしもと橋杭岩」に23時過ぎに到着し、そのまま車の中で少し仮眠します。

そして午前2時に起床。
無事(?)月は沈んでいます。そして見上げると満天の星空が広がっていました。(ヨシ!)
まずはTOKINAの広角レンズで何枚か撮ります。しかしどうしても街灯などの光が入ってしまい、かなりゴーストが出てしまいます。(く~、やっぱり厳しいな~・・・)
ふと途中でSIGMAのフィッシュアイレンズに替えてみます。すると意外にもコチラの方がゴーストに強い感じ。(お、いけるかも・・・)
てことで、そのままできるだけ周りの光が入らないように、場所や構図を変えながら何度も撮影していきます。

そして午前2時53分。国道の車の往来が途切れた合間を縫ってやっと撮れた一枚がコチラ。。。

橋杭岩と夏の天の川 (Canon EOS6D + SIGMA 15mm F2.8 EX FISHEYE)

いやいや、なかなかキレイに撮れたんではないでしょうか?(まさに自画自賛・・^^;)
少し薄いながらも天の川もはっきりと写っています。
ちなみに橋杭岩や海が明るく写っているのは、周りの街灯などの光が入っているだけで、けっしてライトアップされているわけではありません。笑

ま、これで一応、当初の目的は達成しましたので、少し車で移動して他の場所(もっと暗いところ)からもこの天の川を撮影することにします。

串本大橋からの天の川 (Canon EOS6D + TOKINA AT-X 16-28mm F2.8)

潮岬周回道路からの天の川 (Canon EOS6D + TOKINA AT-X 16-28mm F2.8)

潮岬キャンプ場からの天の川 (Canon EOS6D + TOKINA AT-X 16-28mm F2.8)

さすがに波照間島で見たあの濃い天の川の比べると迫力に欠けますが、それでもやはり夏の天の川はイイ雰囲気が出ます。いかにも春から夏に近づいてきたって感じ。

その後また橋杭岩に戻ります。
すると三脚を持ったカメラマンがやたらと目に付きます。よく見ると望遠系のレンズを装着している人が多い。
ま、何だかよく分かりませんが、どうも皆さん日の出シーンを狙っているようです。
てことで、私もとりあえず撮影しておくことにします。

午前5時25分。
橋杭岩の先の水平線から太陽が姿を現し始めました。
そして周りのカメラマンも一斉にファインダーを覗きながらシャッターを切り始めます。
私も広角レンズのままとりあえずシャッターを切ります。

橋杭岩からの日の出

橋杭岩からの日の出 (Canon EOS6D + TOKINA AT-X 16-28mm F2.8)

なかなか幻想的な光景です。
すると、周りのカメラマンから「あ、きた!ダルマだ!」との声が上がりました。(ん?ダルマ?)
よく見ると、確かに太陽と水平線が微妙に重なっているように見えます。(あ!)
で、慌てて私もポケットから望遠デジカメを取り出して、太陽に向かってレンズを最大限に伸ばします。そして懸命にシャッターを切ったうちの一枚がコチラ。。。

橋杭岩からのダルマ朝日

橋杭岩からのダルマ朝日 (Canon PowerShot SX710 HS)

いやいや、コレはなかなか素晴らしかった。
それにしてもこの望遠デジカメはよく撮れる。ファインダーがなく、液晶画面を見ながら手持ちで遠くに焦点を合わせるのはかなり至難の業なのですが、八重山ツアーで何度も撮っているうちにコツが掴めてきた感じです。

ちなみに、このダルマ朝日は海面の海水温と大気の温度差により水蒸気に光が屈折して太陽がダルマのように見える現象らしく、何と年に数回くらいしか見れないらしい・・。(エ?マジか?)

ちなみに、見た人には幸運がもたらされるとのことらしいです。(おお、ラッキ~♪)

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