夏の恒例イベントであるペルセウス座流星群の撮影に行ってまいりました。
昨年は丹後半島の碇高原にて撮影してみたものの、流れ星の撮れ高はまさかのゼロ。
結構流れていたはずなのですが、どうも設定が拙かったようで全く写ってくれませんでした。
てことで、今年は流れ星が撮れる設定を予め研究。
流れ星は、星と違って光っている時間が非常に短いので、星を撮る設定のままではほとんど撮れません。
そして色々と調査した結果、導き出した答えは、「感度を高めに、時間は短めに」。
ま、一瞬の光を逃さずに、ISOをかなり上げ気味にして、そしてその分シャッター速度を短めに調整すれば、白く飛んでしまうことなく上手く撮れるはず。
ただ感度を上げすぎるとノイズが増えるので、その辺りの落としどころが一番難しいところです。
てな感じで、今年は師匠と一緒に遠征に行く予定となっておりましたが、何と会社のサーバーに緊急メンテナンスが発生したために、8月11日と12日が急遽出勤となってしまい、仕方なく師匠との約束をとりあえずキャンセル。(残念・・・)
で、12日の晩にすべての作業が終わってから、結局一人で出発することになりました。
撮影地は、GPV予報を見て丹後半島にすることに決定。
まずは以前から目を付けていた道の駅「舟屋の里 伊根」を目指します。
23時過ぎに現地に到着。
月が沈むのは0時ごろでしたので、軽く準備運動がてらに比較明合成用の写真を撮っておきます。
まだ空が明るいのでISO1000の露出13秒で約20分、70枚ほどを合成してみました。
うん、まあ良い感じ。前回6月に撮ったときよりも空気が澄んでるようで、これは中々期待できそうです。
その後、月も沈んでいきます。
てことで、いよいよ本番撮影に。
まず最初の設定は、露出8秒でISOを8000、絞りは開放F2.8。
と、その状態でひたすらインターバル撮影を実施していると、ちらほら小さな流れ星が流れるようになってきました。(おお、来た来た・・・)
その後、空が暗くなってきたので、ISOを10000に変更します。
と、しばらくすると、やや明るい流れ星が天の川をかすめました・・・。(お!)
その後も、あちこちでスーっと流星が流れます。さすがペルセウス座流星群、流れる量が半端ありません・・。 そしていきなり巨大ヤツが・・・。(き、来た~♪) しかしこの後しばらくは小さなものしか流れなくなりました。 てことで、この日の撮影は終了です。
ちなみにこの日撮った写真は何と約1000枚。
帰ってから一つ一つの中身を確認するだけでももう大変な作業。(ま、楽しかったですが・・)
それにしてもさすがペルセウス座流星群。
撮影された1000枚のうち、流星が写っているものは小さいものまで入れると約50枚ありました。
上の写真は、その中でも特にキレイだったもの。
いやいや本当に楽しかった。
カメラはインターバルで自動撮影させて、自分はマットを敷いた地面に寝転がりながらひたすら夜空を見上げるだけ。まさに至福のひと時。^^
てことで、この日はこのまま道の駅で車中泊。
そして、翌朝7時に起床。
朝のコーヒーを煎れながら、スマホでGPV予報を確認します。
お盆休みは15日まで。まだまだ日にちはあります。
「さ、今日はどこに行こうか??」
以降、「笹ヶ峰高原でソロキャンプそして星空撮影」に続きます。。。
こんにちは。流星たくさん流れましたね。流星群は初めて撮影したのですがこちらでもたくさん見れました。来年はもっとしっかり準備して撮影したいです。
コメントありがとうございます。
本当に今年はたくさん流れました。そして条件も最高でした。
ま、今年はまず流星を撮ることが一番の目標でしたので、とりあえず満足です。
ただこの撮り方はやはりノイズが多いので、私ももっと研究してキレイに撮りたいですね〜。^^