越前海岸に星空撮影へ

星空撮影ポイントを探すのに、グーグルストリートビューは非常に役に立ちます。

景色の見え方はもちろんのこと、空の方角は? 街灯があるのか? 電線は? ガードレールは? 撮影スペースは? 車の駐車場所は?などと、今までは現地に行って足でコツコツと調べなければならなかったことが、パソコンさえあれば自宅で座りながらできちゃいます。本当に凄い世の中になりました。

で、そんな風に探してピックアップしていた撮影ポイントのひとつに越前海岸があります。
敦賀から福井方面への海沿いの道は、日本海側では珍しく南西方向に視界が開け、そして弁慶の洗濯岩など、なかなか良さげな星空撮影スポットもたくさんありそうです。
てことで、この日のGPV予報を見て、「お、今晩は越前海岸だ」と、仕事から帰って速攻で車中泊仕様で一人で遠征へと出発した次第です。

で、撮れた写真はこちら・・。

越前海岸からの天の川 (Canon EOS6D + SIGMA 15mm F2.8 EX FISHEYE)

越前海岸からの天の川 (Canon EOS6D + SIGMA 15mm F2.8 EX FISHEYE)

撮影場所は「越前・河野しおかぜライン」という以前は有料道路だった道沿いのスポット。
遠くに敦賀の街がかなり明るく輝いてますが、まあ逆にそれが良い味を出しているような・・。

いや本当はもっと空の暗い北の方で撮影するつもりだったのですが、ココから北の海にはずっと『イカ釣り漁船』と思われる船が何隻も操業されていて、その船が沖合で強烈な光で海と空を照らすもんですから、結局全く撮影できず・・・。
いやいや、それにしてもあの光は凄かった。月明かりなんて全く比にならない。
ピチピチのイカのお刺身は大好物ですが、まさかこんな夜中にあんなにたくさんの漁船で釣っていたとは全くの想定外です。^^;

てことで、九頭竜川の河口付近まで車を走らせたものの、沿岸の漁船の光は消えず・・。
泣く泣く諦めて引き返し、結局一番暗かったしおかぜラインでの撮影と相成りました・・。

で、少々悔しかったので、大阪方面への帰途がてらに以前水没事故が発生した余呉湖に寄ってみることにします。

余呉湖からの天の川 (Canon EOS6D + SIGMA 15mm F2.8 EX FISHEYE)

余呉湖からの天の川 (Canon EOS6D + SIGMA 15mm F2.8 EX FISHEYE)

前回よりも天の川が西にずれてやや空が暗い方向で撮影できたのでよく見えてます。
ただし最近雨が少なかったせいか湖の水量が減って湖面に水草らしきものが現れてしまい、星の写り込みがイマイチとなってしまいました。(う~ん、なかなか上手くいかない・・・)

ちなみに前回水没した水路もかなり水が浅くなっており、もし今落ちたら結構な怪我を負いそうな感じです・・。(怖え~・・・^^;)

と、よく見るとその水路沿いには淡く光るホタルの姿が。。。

余呉湖のホタル (Canon EOS6D + TAMRON SP AF 28-75mm F2.8 XR Di LD Aspherical)

余呉湖のホタル (Canon EOS6D + TAMRON SP AF 28-75mm F2.8 XR Di LD Aspherical)

「おお、ココにもホタルがいるのか」
うまくいけば「余呉湖の湖面に写り込む天の川と舞うホタル」なんて写真が撮れるかも・・。

いや、しかしホタルがたくさん舞う午後8時ごろというのは、まだ天の川が空に現れていません。
天の川が出る夜11時以降になると、今度はあまりホタルが飛んでいない。
ま、それでも数匹だけでもカメラの前を舞ってくれれば良い画になります。

あとは空が晴れて風がなくて湖面も穏やかで、水量があってキレイに星が写り込んで、そして翌日は休日で・・・。

う~ん、そんな都合の良いシチュエーションってあり得るのか?笑

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越前海岸に星空撮影へ への2件のフィードバック

  1. みち のコメント:

    こんにちは、さすがのフットワークの軽さですね。日本海側で海越し天の川が撮れるんですね。イカ釣り船の漁火は私も経験ありますが、あれには絶句しました。星撮りにとっては壊滅的な灯りですね。笑

    • vanboo のコメント:

      コメントをありがとうございます。
      イカ釣り漁船の光は本当に凄かったです。さすがにストリートビューでも分かりません。笑
      日本海側で海越しの天の川を狙えるのは、あとは能登半島かな?(かなり遠いですが・・^^;)

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