明けて2日目の朝。
いやいや、良いところでした。
そして全く他に人がいなかったので、気にすることなく好き勝手に星空撮影をすることができて良かった。
キャンプ地はゴツゴツした石だらけでしたが、コットなら全く問題なく寝れました。まあ、もし薄いマットだったらかなり厳しいでしょう。
ちょっとゆっくりして午前9時前に出発。
車で15分ほど走ったところにある「道の駅四万十とおわ」に立ち寄ります。
道の駅の裏手からは四万十川の川辺に下りれるようになっていました。
うん、これまたなかなか良いところです。
売店に寄ると、やたらと栗を使った品物が多い。
全然知らなかったのですが、ここ四万十の十和では「しまんと地栗」というブランド栗があるようです。
てことで、栗好きの私と奥様は、店員さんがおススメしていた「地栗モンブラン」というモノを買って食べてみることにします。
冷凍状態で売っていて、「30分ほどそのままにして解凍してから食べてください」との説明でしたので、しばらく近所を散策して時間をつぶしてから、川辺のテラスでいただくことにします。
で、奥様がいきなり「コレ、美味しい~!」と大絶賛。
紅茶シフォンがベースになっていて、その上に濃厚なモンブランペーストとクリームがオンされてます。
まだ解凍が足らなくて少し固めでしたが、それがまたちょうど良い感じに舌の上で溶けてくれます。
サイズはかなり小ぶり。でも使われている栗の量がハンパない感じ。最初に口の中に入れたときに広がる栗の香りが強烈です。(美味い!)
他にも栗関係のスイーツがたくさんありましたが、それぞれ値段がお高めでしたので、とりあえず今回はスルー。次回はもっと調べて、狙いのスイーツを絞ってからまた来ようと心に決めます。^^
その後、宇和島市内へと足を延ばして、「きさいや広場」にてお買い物をして、そして近くの回転寿司「すしえもん宇和島本店」にて昼食。
食べログの評価はあまり高くなかったので、それほど期待していなかったのですが、これが意外に大当たり。
とにかくどれもネタが超新鮮。そして100円寿司ではないのですが、夫婦で12皿ほど食べて2500円程度と結構リーズナブル。
う~ん、ま、食べログの評価だけでは、なかなか分からないもんですね~。^^
で、お腹も一杯になったところで、この旅のメインスポット「四国カルスト」へと向かいます。
宇和島からは約70km。1時間半ほどのドライブです。
で、アクセラくんの純正ナビの案内通りに進んだら、とんでもない狭路(地芳トンネルの南側からの旧道)を延々と走らされましたが、とりあえず四国カルストの目的地「姫鶴平」に到着しました。(ああ、シンド・・)
さすがにGW真っただ中だけあって、姫鶴荘前は車とバイクで結構な混雑です。
とりあえずそのまま通り過ぎて、その先にあるキャンプ場の駐車場が空いていたので入ります。
もうすでに10組ほどがテントを張っている状態でしたが、まだまだ余裕がありましたので、少しほっとします。
てことで、とりあえずサクっと眺めの良いところにテントを設営します。
いや~、しかし本当に最高のロケーションです。
とにかく絶景。かなり標高が高いので気温はやや低めですが、お天気も言うことなし。
で、とりあえず無事設営できたので、クルマに乗って近くをドライブ(星撮りポイントの選定)することにします。
で、景色を堪能したところで、一旦ふもとまで下りて(今度は地芳トンネル北側から・・)「道の駅ゆすはら」に隣接する「雲の上の温泉」にて温泉も堪能いたします。
源泉かけ流しで露天風呂まであって日帰り入浴500円とこれまたリーズナブル。
で、さっぱりとしたところで、また狭路区間を上がって姫鶴平に戻ります。
キャンプ場の駐車場はほぼ満車状態。そしてテントの数も一気に増えてました。
ま、でも予め絶景ポイントを確保できていたので問題なし。
それにしてもバイクで来られている方が多い。
グループやソロの方も結構たくさんいます。そしてそこには何とトライアンフタイガー800XRXの姿もありました・・・。(おお)
色はブルー。こうして見ると、その存在感はやはり圧倒的です。(カッコ良すぎる・・)
ま、それはそうと、見事な夕日も堪能することができました。
周りにも、カメラを構えて撮影している人がたくさん。
結構立派な一眼レフを三脚にセットして撮っている人もちらほら。うん、やっぱりキャンプとカメラは合います。(バイクも・・・)
その後お湯を沸かして、奥様はカップヌードル、私はカレーどん兵衛をすすり、そして暮れゆく景色を眺めながら、また二人でお酒を愉しみます。(至福のひとときでし・・)
で、ちょっとコットに寝転がって仮眠したのちに、21時前にいよいよカメラバッグと三脚を持って星空撮影へと出発します。
空を見上げると、まさに満天の星空。
昨晩の四万十川も凄かったですが、更に透明度が増して磨きがかかっているような感じです。
てことで、テクテクと歩きながら、ポイントポイントで撮影していくことにします。
いやいや、もう素晴らしいロケーション。
気温はたぶん5度程度で吐く息も白かったですが、風がとても弱ったのでそれほど寒く感じることはありませんでした。て言うか、ドンドン登っているうちに汗ばむくらいです。
とりあえず23時前に一旦テントに戻って仮眠することにします。
(ちなみに奥さんはもうすでにクルマの中で就寝されていました・・・^^;)
で、午前0時30分にiPhoneの目覚ましにて起床。(睡眠時間短かっ!)
そしてテントを出て空を確認すると、見事に天の川が姿を現していました。(ヨシ!)
で、またカメラバッグと三脚を手にして、トコトコと歩いていくことにします。
いやもう素晴らしい。
もう日本ではないような景色を入れて撮る天の川は最高です。
ちなみに上の風車を見上げる写真は、久々に赤道義「ポラリエ」を使って追尾撮影して、露出を1分まで伸ばして撮影したもの。
やっぱり星の細やかさが一段上がっている感じがします。背景も思ったほど流れていないので、今後も撮影に余裕のあるときは、積極的に使っていった方が良いなと感じました。
何てやっているうちに山の東方から月が上がってきましたので撮影終了。
ポラリエを撤収し、カメラをバッグに仕舞い、そして三脚も畳んでトコトコとキャンプ場へと戻ります。
オレンジ色がかった月が徐々に光を強めます。
と、その月の周りに、まだ天の川が肉眼でも見えていることに気づきました。(ん?コレは・・)
で、やおら三脚を開いて立て直し、そしてバッグからカメラをまた取り出してセットし、とりあえず露出時間30秒で撮ってみます。
すると、そこには何とも幻想的な画が写し出されていました・・。
おお、コレは素晴らしい・・。
しかし何枚か撮っているうちにドンドン月が明るくなって、天の川が消えていきます。
てことで、キャンプ場の休憩所の屋根で月を隠して撮ってみたのが、コチラ・・・。
おお、コレも素晴らしい・・・。
何てやっているうちに、天の川も消えてしまいましたのでついに星空撮影もジエンド・・。
ま、でもスッゴイ楽しかった。ちょっと(いやかなり)遠かったけど、ホントにココまで来て良かった。(ああ、しかし長い一日やった・・・^^;)
てことで、これにて四国キャンプツアー2日目(また午前様ですが)も終了です。
以降、最終日「徳島ラーメンを食べて帰ろう!」編に続きます。。。
私はテント派なので車中泊未経験なのですがBD-1なら折り畳むとコンパクトになるの…